ツボ押しで高血圧を改善する

東洋医学においては人の体には経絡という通り道があり、そこにたくさんのツボがあると考えられています。
すべてのツボは体のどこかにつながっていることから、具合が悪い時に刺激すると痛みや痛いけれど気持ちいいという感覚を覚えます。

高血圧の人に対しては一般的に降圧剤が処方されますが、降圧剤を飲みながらツボ刺激も同時に行うことで、効率よく高血圧改善効果が期待できます。
ただしツボ刺激によって症状が逆に悪化する場合もありますので、慎重に様子を見ながら行うことが重要になります。

血圧を下げるのに効果的とされるツボは全部で9つあり、百会は両耳に両手を当ててそのまま頭頂部に動かしたときに指先がぶつかるところです。
ここを指の腹で心地よいと感じる強さで押すか、爪楊枝を束ねてとんとんと刺激するのもいいでしょう。

風池は首の後ろの頭に近い部分の左右にあります。
上を向いて下から首の骨をたどって上がっていった時に止まるあたりです。
ここを指で押すと痛みを感じますが、頭部に近いことから強く押しすぎないようにすることが大事です。

曲池は肘を曲げたときのシワの、外側一番端にあります。
高血圧だけでなく、大腸にも働きかけ、便秘や下痢にもよいことから、便秘がちの女性に特におすすめです。

その他には、喉仏に近いところにある人迎や、手首の内側のシワの小指の部分にある神門、くるぶしの内側から指4本分上がったところにある三陰交などがあります。
人迎は指による刺激は難しいことからお灸が向いていますし、三陰交は指で刺激する他、温めるのも効果的です。

足三里はひざ下に向かって指4本のところにありますが、ちょっと探すのが難しいツボです。
その点、合谷は手の親指と人差し指の骨が分かれている部分の人差し指寄りにあり、押すと痛みがありますので、見つけやすいでしょう。
手にあって刺激しやすいために万能ツボとも呼ばれ、高血圧の改善以外の症状にも多くの効果が期待できることから、知っている人も多いでしょう。

合谷は顔面や頭部の不調に反応するツボですので、調子が悪い時はもちろん、普段からよく揉んでおくことで、継続して降圧剤を飲んで対処しなければならない高血圧対策に向いています。
合谷は痛みを取り除くツボでもありますので、蓄積してひどくなっていく肩こり痛や、生理痛や胃痛対策など、さまざまな痛み対策にも使えますので、ぜひ知っておきたいツボです。

高血圧に効果のあるツボ(上半身)

東洋医学においてのツボ療法が気軽に出来る健康法として人気になっていますが、特に需要が高くなっているのが高血圧の症状を予備軍含めて患っている人です。
高血圧は血管が硬直し流れが悪くなることで、通常の力以上に血液の押しだしが強まることです。
これを放置すると血管が圧力に耐え切れずやぶれてしまうか細くなった血管にプラークが溜まり脳梗塞や心筋梗塞の原因になってしまいます。
そのため健康診断で血圧を測ったときに、その圧力の最大と最低係数の数値があまりにも離れすぎているときには改善が必要になります。

その改善法にツボ療法なのですが、先に言ったとおりにツボは血管とリンパに密接しているポイントであり適切に処置すると血行促進を促し血管の圧力を減らします。
ツボ療法はとても効果がありますが、さすがに学業や仕事中に下腹部から下の部分を押すわけには行かないです。
そこで仕事中や学業中であっても、血圧改善だけでなくストレスによる症状の緩和込みで上半身にある部分で効果のあるツボを紹介します。

百会(ひゃくえ)
これは両耳に両手をあててそのまま左右の手を頭頂部に向かって動かしたときに両指がぶつかる位置にあります。
人迎(じんけい)
これはのどぼとけの外側指2本分のところにあるツボです。
風池(ふうち)
ここは首の後ろの髪の生え際のうち少し外側の部分にありますが場所が分かりにくいため手当たり次第に押すか施術士に押してもらう事がベストです。
合谷(ごうこく)
親指と人差し指の間にあるツボで、別名最強のツボと呼ばれる部分で全身のツボの効果を体現してくれます。
神門(しんもん)
これは手首の内側にシワがありますがそのシワの小指側の端にあるツボです。
内関(ないかん)
手首の内側にシワから中心から肘に向かって指3本分のところにあるツボです。

もちろんこの上半身だけでなく下半身の曲池や足三里そして三陰交をあわせて行なえば改善に役に立ちます。
ただ先に言ったとおりにやりすぎは逆効果になる場合があるので、体調を見つつ行うことが重要です。

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